吉積菜津子

最近私が読んでいる本の紹介からさせていただきます。「発見!角川文庫 2015 文庫フェア 女を読む。女が読む。」シリーズの本たちです!角川文庫がすすめる、女性の物語を集めたフェアです。本屋で目立つ、可愛らしいピンクの帯が目印となっています。そこに描かれる女の生き様は、実に様々で興味深いです。自分の知らなかった生き方もたくさんあり、生きる勇気をもらえる気がします。

さて、3月もいよいよ半分を過ぎようとしています。3月は、別れの季節です。いつもこの時期になると、嬉しいような、寂しいような甘酸っぱい気持ちがこみ上げてきますよね。私は今年の場合は、高3の生徒を「見送る」という経験をして、寂しい気持ちが少し多めな気がします。来月信愛に入学してくれる新中学1年生と新高校1年生も、それぞれの場所を卒業して、ドキドキしながら入学式を迎えるのだろうなあと想像もしています。

4月は始まりの季節。3月の寂しさと同時に、新しく来てくれるのはどんな生徒なんだろう、とワクワクしています。生徒の皆さんも、新しい学校やクラスにはどんな人がいるんだろう、と思っていることでしょう。知らない環境に入っていくときの不安や心配ははかり知れませんが、達成感・幸福感を得られる1年になるといいですね。卒業する皆さん、この先どんな人生が待っているのでしょうか。「事実は小説よりも奇なり」といいますから、小説のような生き方をする人もいるのかも知れません。新しい環境でも、とことん努力する姿で頑張ってください。