数学科の 金森 英岳 です

前日の中めぐみ先生が、数学の宿題の取り組み方について書いていましたね。数学科の教員としましては、とてもうれしい言葉でした。

私は生徒たちに、数学の勉強をするとき、数学の問題を解くとき、次のような言い方で勉強の方法を指示しています。

「答えは絶対に見てはいけません。答えを見たら、そこで自分の負けだと思いなさい。解らなくても解らなくても、いじいじするくらい考えなさい。」

私には少し意地悪な所があるので、生徒たちに難しめの疑問を投げかけておいて、なかなか正解を言わない、ということをよく致します。どうしても、という場合にはほんのわずかなヒントだけ与えてあげます。そうすると、生徒たちはよく考えてくれます。

そうして、考えに考えた末に正解を導き出すことができたときの生徒たちの表情は、達成感に満たされ、本当に晴れやかで輝いています。こういった体験をたくさんして、数学を好きになり、考え抜くことの大切さを学んでほしいと、願っています。