山本恵

今日も信愛フェスタについて書かせていただきます。

私が顧問をしている歴史部(社会部)では、「好きな浴衣を選んで記念撮影」と「部員と対決!歴史かるた大会」という2つの企画を同時進行でおこないました。「好きな浴衣を選んで記念撮影」は、部員が持ち寄った色とりどりの浴衣の中から好きな柄を選んでもらって、部員が着付けて、部員が描いた江戸・日本橋の風景画の前で写真をとってもらうという企画です。初日は着付けのできる部員が2人いたのでなんとかなりましたが、2日目は着付けのできる部員が一人しかおらず、直前になって部員全員がにわか講習を受けました(恥ずかしながら私も着付けができないので、一緒に講習をうけました)。おかげで部員全員がフル稼働で、2つの企画をなんとか成功させることができました。生徒のみんなの「臨機応変に対応する力」に感心しつつ、もうひとつ感心したことがあります。

それは信愛生の「あとかたづけ力」です。フェスタが終わり、お客様が帰ったあと、信愛生みんなであとかたづけをしたのですが、こちらが指示を出す前に、生徒のみんなはすでに役割分担をして、使った教室の掃除を始めているのです。また、自分の作業が終われば人の作業を手伝って、早く終わることができるように工夫していました。それはフェスタの日に限らず、文化祭の後やさまざまな場面でよく見られる風景ですが、こういう風景も来場してくださったお客様に見ていただきたかったな、と思いました。