山本 恵

ここ数日で急に寒くなり、教室でも上着を着ている生徒が増え、「いよいよ秋が来たのだな」とうれしく思います。

秋の信愛は体育祭・文化祭・学年行事の準備で大忙しです!今週の水曜日、中学3年生は職業体験の事前連絡のために、それぞれがお世話になる事業所さんへの電話かけをおこないました。見ず知らずの人に電話をかけるのは大人の私でも少し緊張しますが、生徒のみんなの緊張はそれはそれは大きなものであったと思います。そばで電話かけの様子を見ていると、「おっ!受け答えが上手!」とか「臨機応変に対応しているな」とか、生徒のみんなの新たな発見があり、感心しました。

電話かけが終わるとすぐに文化祭の準備にスイッチ切り替えです。食券を作る係、チラシを描く係、看板を作る係に役割分担して、お互いに指示を出し合いながらテキパキと動いていて、さすが中学3年生だと感心しました。明日は食券販売です。たくさん売って、たくさん買ってください!

今朝の放送朝礼で「段取り八分」というお話がありました。私は「まさにその通りだな」とかみしめながら聞いていました。クラスのみんなには話をしましたが、職業体験の電話かけがスムーズに進んだのは、前もって話すことをきちんとまとめてあったからです。明日の食券販売がうまくいけば、それは準備をしっかりしてあるからです。勉強面でもそうですよね。小テストに合格するのは、きちんと準備(勉強)してあるからです。定期テストで良い成績をおさめられるのは計画的に準備(勉強)してあるからです。すべては段取り(準備)次第なのです。

慌ただしい日々が続きますが、優先順位をしっかりつけて、でも全てをおろそかにすることなく、よく考えて行動してください。楽しい体育祭・文化祭、学びの多い学年行事にしましょう!