矢野 晴子先生

イギリスキャサリン妃のロイヤルベビー誕生のニュースが朝から報道されています。10ヶ月間お腹の中で大切に育まれていた生命の誕生を多くの人々が待ち望んでいた様子が伝わってきます。

先週私は、中学3年生の家庭科で妊婦体験セットを着用する体験授業を行いました。いきなり6~7キロある大きなおなかを二人ががりで装着し、床に置いてあるものを拾ってみたり、靴下をはいてみたり、横になって起き上がってみたり・・・授業時間内に全員が体験できるよう装着係も妊婦さんも大忙しの授業でした。 生徒の感想を一部紹介します。

・立ち上がるのが大変だった。

・なるべくイライラしないように生活したいと思う。

・すごく体力が必要だ。10ヶ月間しっかり生活できるように強くなりたい。

と健康について考えた人。

・体験は簡単と軽く考えていましたが、妊婦さんは大変だとわかりました。妊娠している人を見かけたら席を譲りたいと思いました。

と、思いやりの心がわいてきた人。

・一人ではできないことがたくさんあった。他の人の助けが必要であることが分かりました。だから普段から近所づきあいや家族の関係を大切にしていこうと思いました。

絆について考えた人。

お母さんの大変さをちょっぴり体験した時間でした。

この体験授業を通して生命の大切さを感じ、自分以外の人のことを考えるよい機会になればと思います。

ロイヤルベビー誕生おめでとうございます!!