堀江 剛 先生

先日、生物の授業でタマネギの細胞を観察しました。「タマネギきらい!」と言ってた人もいましたが、食べるわけじゃないから大丈夫です。タマネギの薄い皮をはいで、染色してから顕微鏡で見るだけのシンプルな観察です。酢酸カーミンのすっぱいニオイに悩まされながら、視野の細胞にピントが合うと「すげえ!」と声があがっていました。実験をするとテンションが上がります。まつげを抜いて観察しているツワモノもいて、これからの1年間が楽しみになってきました。今からネギの種まきです。といっても小さなシャーレに湿らせたろ紙をしいて種をパラパラとまくだけの作業ですが。根が出てくるのをお楽しみに! 伸びざかりの根の先端では分裂の様子が観察できるはずです。染色体がきれいに見えたらきっと感動しますよ!