大音 雅子 先生

~ 春の到来・・・新たな環境の序章 ~
みなさんはどのような春をお過ごしでしょうか
信愛も平成25年度がスタートし、始業式・入学式・オリエンテーションを含めたホームルーム中心の一日・健康診断…と、行事続きの毎日でしたが、いよいよ今日からほとんどの学年で本格的な授業が始まっています。
今年は例年よりも桜の開花がかなり早く、桜の花が色を添える新年度のスタートとはなりませんでしたが、3月までの馴染んだクラス(学校)から新しいクラス(学校)に移り、今、生徒たちは期待と不安の入り混じった気持ちでいっぱいの時期といえます。
「あ~ぁ、前のほうがよかったな。どうして次々新しい環境になっていくんだろう」との言葉をもらす生徒もいます。確かに3月まで所属していたクラスは確かに自分の居場所もあって、居心地がよかったかもしれません。でも、その場所も最初からそんなに居心地がよかったわけではなく、1年をかけてクラスのみんなで作り上げてきた雰囲気があったからでしょう。
ある程度成長したヤドカリに新たに大きな貝殻が与えられ、ヤドカリはその「家」に合うように大きくなるでしょう。新たな環境を与えられ、あなたの世界がまた大きくなるでしょう。
と、そんな話を生徒たちにしています。(ちなみに私は今年高校2年の担任をさせていただくことになりました。)
私たち教員も新たな生徒との出会いから、毎年たくさんのことを学びます。   今年度の終わりには、「4月には不安だったけれど、このクラスもよかったな」と みんなで喜び合えるように、今年一年の歩みを共に進めてまいりましょう。
さて、今日の画像は、生徒たちの画像ではなく申し訳ないのですが、プリザーブドフラワーの作品です。「森の春」とでも名づけましょうか。ほんの少し私の趣味のご紹介をお許しくださり、画像をご覧いただけると嬉しいです。
今年度もよろしくお願いいたします。