田福 克裕先生

今日、マリア様が屋上に移されました。
この距離でこの角度でのマリア様、見納めです
校舎の一番高い位置になるので、雷の直撃を避けるため、避雷針をどこにつけるか、
マリア様のお顔に陰ができないか、
周りのお掃除はできるのか、
等々 竹中工務店さまの苦心の作です。
マリア様自体は、以前のを型取りして下さっているので 大きさも お顔の表情もそのまんまです。 これから、また何十年もの間見守って下さることでしょう。

もう一つ、「一つの心、一つの魂」のあの石板も、今は取り外されて、工事現場に立てかけられています。畳1畳くらいもの大きさがあり、こんなに大きかったのかと驚きですが、これも新校舎のどこかに置かれます。

ルルドの岩屋も、姿を変えてではありますが、残されていますから 乞うご期待…

新しい校舎にも今までの信愛をしっかり残す。生徒も先生も進化しながらも今までの先輩達が大事にしてきた信愛の心をしっかり伝える姿を、形に残しているようで、感慨深いものがあります。

さて、学内は、11月1日に行われるコスモス祭にむけ、ヒートアップ中です。卒業生の皆さんはきっと???だと思います。信愛で初めて(ひょっとして、最後?)開催される秋桜祭です。なので、表記も人によってまちまち‐-コスモス、こすもす、秋桜。 にもかかわらず、生徒も先生も普通に一生懸命。信愛の健気なひたむきさを見るひとこまです。

高校3年生は進路ミサでいよいよの受験に向け、皆で祈り、校長先生からマリア様のおメダイをいただき、神妙な顔つきで胸につけていました。「傷をなめ合い、弱さを慰め合って手をつなぎ、支え合うのではなく、一人一人がしっかり立ち、その上で手をつなぎ クラス一つになって最後の一人がうれし涙を流す日まで、頑張る力を…」と 先生が先導された共同祈願、後ろから、精一杯のエールを送りました。がんばれ!!