川本 清美先生

今日は、終業式。掃除も念入りに行います。

聖書に
「あなたがたは世の光、地の塩である」という言葉があります。
料理の際、塩は目立ちませんが、塩がなければ大変味気ないものになります。
また、例えば蛍光灯のような光は、人々が気にも留めない光ですが、なければ大変困ったことになります。

目立たないけれども、なくては困るもの、さりげないけれども、人の役に立っているもの、そういう存在が大切、というのが「世の光、地の塩」という言葉に表されています。
掃除には役割があります。ごみ捨て、窓拭き、ほうき、床拭き。皆、おしゃべりをしつつもきっちりと掃除をしています。その中でも、床拭き係りは、もくもくと机の下で手を動かしています。

加藤ミリヤさんのようにまぶしく輝き、人々に元気を与える人も大切です。一方で、目立たないけれどもしっかりと役割を果たす、さりげなく人の役に立つ、信愛はこういう人も同じように大切に考えています。