第6回 SB Student Ambassador ブロック大会 西日本大会に参加してきました。

11/16(日)に関西大学で開催された、第6回 SB Student Ambassador ブロック大会 西日本大会に参加してきました。

この大会は、国や職種、職業の垣根を越えて5000人以上が共通のテーマでディスカッションする国内最大級のサステナビリティに関するカンファレンスである「サステナブル・ブランド国際会議」に関係するものです。
サステナビリティに関連した最先端の活動に取り組むオピニオンリーダーやサステナビリティ先進企業で活躍する人たちの講演を聞いたり、その内容に関係した社会問題の解決策を考えたりしました。



参加企業は、名前を聞いたことがある大きな会社ばかりです。オンワードコーポレートデザイン様、カンタス航空様、損害保険ジャパン株式会社様、日本貨物鉄道株式会社様、YKK AP株式会社様が行ってくださいました。
事前のアンケートでそれぞれの企業様ごとに割り振られたため、全ての企業様の話を聞くことはできませんが、それぞれの企業が直面する社会問題、その課題にどう向き合っているかを教えてもらいました。
講演してくださる方々は、目の前の生徒を高校生としてではなく、10年後、20年後に共に働く、あるは自分の仕事を引き継ぐ人として見てくださっていたように感じました。

各企業から提示されたテーマに対して、探究活動を行い、自分たちなりの答えを出すことが今回のメインイベントで、普段は一人、あるいは気心の知れた友人と探究活動を行っている本校の生徒たちも、全く知らない他県・他校の高校生と、学年、学校に関係なくディスカッションし、一つの物を作り上げていきました。

朝は和歌山駅6:50発の電車に乗り、和歌山駅に帰ってきたのは20時前というハードスケジュール、さらに初対面の人と気を使いながら協働するというハードワークで、参加した生徒は口を揃えて「疲れた」と言っていましたが、信愛での学生生活だけでは気づけなかったことに気づけた、普段はやらないこと(場のリーダーになる・積極的に発言する)を思い切ってやってみたら案外できた、などの感想もあり、内面の成長に欠かせない貴重な経験ができたんだなと感じています。
ちょっと嫌かも…めんどくさいかも…と思いながら参加したイベントで、「楽しかった」という感想が出たことが嬉しいです。

各テーマで選ばれた一班が、参加者全員の前で発表できたのですが、残念ながら本校の生徒が参加したグループは選ばれず…。最終候補までは残ったようで、最後の多数決でチャンスを逃したことを悔しがっていました。
私は、「悔しさ」は本気、必死、がんばりの証拠だと思っているので、悔しいと思える熱量で取り組んでくれたことも嬉しかったです。

これからも、様々な人と関わり、様々なことを考え、どんどん世界を、自分の可能性を広げていってほしいと思います。


疲れや恥ずかしさ?写真嫌い?で集合写真をうまく撮らせてくれない生徒達…。楽しそうに笑っているのが嬉しいですね。