早起きは三文の徳!に続き、中学1年生は午後から県立医科大学薬学部の先生から色を分けるという内容の講義をお聴きしました。薬学部では混合物から化合物を分けて抽出するという研究の機会が多いとのことで、今回は中学生にもわかりやすいようにマジックなどのインクの成分を分ける工程を実演していただきました。
赤や緑のインクがいろんな色に分かれる様子を確認でき、生徒たちは見入ったり驚いたりと終始興味津々の様子でした。
実際には、植物の成分からアレルギーを抑える物質を抽出したり、その成分の効果を比較したりするなど、薬品として使われる成分を探ることに使われる手法だということです。
最後に、研究は身の回りの現象に疑問を持つことから始まるのだとお聞きして、実験や研究が意外と身近なものだと感じた生徒もいたようです。
中学校にいるとなかなか見る機会のない大学の研究の一端に触れることができ、とても貴重な経験になりました。