カンボジア研修4日目の報告

それでは4日目の報告です。

昨日の朝もご報告の通り、朝の段階では小雨が降っており、ゴミ山訪問にはなかなか過酷な環境となりました。
到着した頃には雨も上がったのですが、道はぬかるんでおり、非常に歩きにくい状況でした。
途中で町からゴミを運ぶトラックがやってきてゴミを落としていくのですが、そこに多くの人が群がりお金になりそうなものを我先にと探す姿は何度見ても衝撃を受けます。
ただし、変わったのはカンボジアの意識。
これまではゴミ山の写真を載せることは好まれないとは聞いていたのですが、今年は撮影はOKでもネット上にゴミ山の写真を載せることは厳しく禁止されており罰せられるとのことですので、残念ながらここまでしか載せることはできません。

続いては、東南アジア最大の湖トンレサップ湖の湖畔へホテイアオイの調査へ。
ガイドさんからはいつの間にかトンレサップ湖の中に入り込み、夏にかけて大量繁茂するため、今の季節はホテイアオイは生えていないかもと言われていたのですが、やはり湖畔や水上生活者の生活を困らせている厄介者、場所によってはしっかり湖面を覆っていました。

そしてびっくりだったのはその大きさ。

日本で手に入るホテイアオイとは比べものにならない大きさで富栄養化による巨大化もあり、これが湖面を覆ってしまえば、船のスクリューに絡まったり、漁ができなかったりするのも当たり前だと実感しました。
現地ではバックやハンモックなどに多少は活用しているようですが、どうしようもないというのが現実だそうです。
また、ホテイアオイの花も見ることができました。

意外とキレイでびっくりです。

カンボジアの方も利用するごくごく普通の食堂でやクイティウという米の麺料理や焼きうどんのようなものを食べた後は、

カンボジアの胡椒に魅せられてカンボジアの最高級ブランドであるカンポートペッパーの栽培、販売を行っている木下レイナさんのもとへ。

ペッパークッキーを作ったり、胡椒の選別大会を行ったり、そしてレイナさんの人生を踏まえ、将来についての考え方についてまで深くて楽しいお話をしていただきました。




少し時間に余裕があったので、オールドマーケットで少しお土産を見てから夕食へ。
日本の方が経営するレストランで夕食をいただき、4日目も終了です。

現在5日目の午後ですが、気がつけば研修も残りわずかとなってきました。
あまりにも濃厚な日々でここまであっという間です。

ちなみに5日目の朝は誰も寝坊することなく、元気に集合したことをご報告しておきます。