グローバル探究「自分で創るフィールドワーク(東京)」2日目報告

東京フィールドワーク3日目の朝を迎えました。
本日は個人のフィールドワーク最終日になります。

さてそれでは、昨日の様子を報告します。
昨日は「児童婚」の課題にチャレンジしている生徒のフィールドワークを見学してきました。

西荻窪にある認定NPO法人Child Fund Japan様が今回2日間生徒を受け入れてくださいました。Child Fund Japan様はアジアの貧困地域で苦しむ子供たちのためにスポンサーを募り、貧困の連鎖から抜け出すための支援を行なっている団体様で、今回は信愛生の学びのためにも手を貸してくださったという訳です。

さて、朝は余裕を持ってホテルを出発したにも関わらず、人身事故によって電車が止まってしまうというハプニングからのスタート。すぐに担当の方に連絡をとり、状況説明と謝罪を。こういうことも普段にはない学びです。
駅からは少し距離があるため、バスをと勧められましたが、少しでも早く着くためにと徒歩で向かいました。

到着後は団体についての説明を受けたり、スポンサーの方への現地の子どもたちからの感謝のメッセージを郵送する作業や新規のスポンサーを募る資料を郵送するお手伝いをさせていただきました。また、少しの時間ではありましたが、英語で書かれている感謝メッセージの日本語訳にもチャレンジさせていただくことができました。

そして、午後には現在フィリピンやスリランカで現地活動を行なっている方々とオンラインで繋ぎ、現地の現在の状況についてお話を伺ったり、今回の探究テーマである「児童婚」の状況についてお話を伺うことができました。
「女の子は現金にならない労働に従事するもの」という固定観念のせいで、家庭の中でかかる費用を減らすために行われる児童婚ですが、法律としては禁止されているものの、さまざまな要因が複雑に絡みあってそれを守らせることができないということが本当によく分かるお話をしていただきました。生徒本人としてはそれを改善に導くために、高校生として何ができるかということが現在の最大の悩みになっています。

Child Fund Japan様貴重な経験を本当にありがとうございました。あともう1日よろしくお願いいたします。

さて、フィールドワーク終了後はそれぞれの生徒たちが原宿に集合。
本日のお目当ては軽音楽部に所属する生徒の希望でFenderの旗艦店に。
最初は雰囲気(や金額)に圧倒されていましたが、面白い店員さんに出会ったこともあり試奏だけでなく楽器の歴史についても勉強させていただき、充実したアフター5を過ごすことができました。

それでは本日も頑張ってきます!