3月12日(火)の午後、大阪市内に本社のある第一精工舎様をお迎えし、新しいプロジェクトがスタートしました。
第一精工舎様は、廃材を7割も混ぜ込んだプラスティック製品を製造する技術を持った企業で、今回紀陽銀行様が間に入り、和歌山の廃材を使ってプラスティック製品を作ろうというプロジェクトを立ち上げたそうです。そこで、これからの社会を担う若い世代のアイディアも活用したいと、何と、高1iコースの生徒たちに白羽の矢を立ててくださいました。
本日は、そのプロジェクトの第1弾ということで、第一精工舎の代表石田様からこのプロジェクトの概要を説明していただくとともに、内田様や前田様から廃材の現状などについて講義をしていただきました。その後。これまで第一精工舎様が作ってきた製品を見せていただくとともに、和歌山の廃材にはどのようなものがあるか、どんな製品を作ってみたいかという簡単なワークショップを行いました。最初は緊張していた生徒たちも、第一精工舎様の製品を直接触りながら、説明していただくという段階になると少しずつ緊張もほぐれ、ワークショップでの自分たちの発言をデザイナーの方が絵におこしてくださると大盛り上がりとかなり良いスタートが切れました。
代表の石田様からは、生徒たちとともに新たな製品を作り、それを大阪万博で展示したり、東京などでも販売したい、紀陽銀行の森田様からは一緒に和歌山の経済を盛り上げていきたいというお話を伺い、生徒たちも俄然やる気になっています。次年度からはさらに具体的にプロジェクトが進んでいくことになりますが、一体どうなっていくのか目が離せません。