12月18日(日)の午後、WWlコンソーシアム事業指定校およびSGHネットワーク校しか参加を許されない文部科学省と筑波大学が共催する「全国高校生フォーラム」が開催され、今年度は高校2年生の2人が参加しました(ちなみに、和歌山県では本校と日高高校だけが参加資格を有しています)。
このフォーラムは、日頃の探究学習の成果を英語でプレゼン、質疑応答を行うだけでなく、同じようなテーマで探究学習を行なっている全国の高校生や一部の海外の学生たちと英語でディスカッションするという高校生にとってはなかなかハードなイベントです。
インドネシアの水質汚染に目をつけ、珊瑚を用いた水質浄化装置を活用できないかということをテーマに活動してきた2人が今年度の本学代表としてこのフォーラムに参加しました。発表後には、グループのアドバイザーの先生や同じ高校生からも英語で質問が飛んできましたが、おそらく質問されそうだと事前に想定していたことが聞かれるというラッキーもあって、バタバタすることなく堂々と対応することができていました。これも日頃の英語の先生方の教育とオンライン英会話の賜物です。
後半のディスカッションは、多少他校の生徒たちに押され気味ではありましたが、それでも議論の内容を理解し、何とかついていくことができたようです(というのも、横についていた私は英語の教員ではなく、断片的にしか内容を理解できないことが大きく影響。だからこそ自分たちでやらないとどうしようもないという気持ちになれたのでしょう)。
5時間近くにも及ぶ長丁場のフォーラムでしたが、参加生徒たちは、他校の探究内容やネイティブ!?と思うほどの流暢な英語から大きな刺激を受け、更なる興味を喚起されたり、英語学習へのモチベーションが高まったと感想を述べていました。
なお、Withコロナという認識もかなり進んできているためか、次年度からは東京で対面型の実施も検討されているような印象です。
これをお読みの受験生の皆さん。信愛には信愛だからできる学びや体験があります。2年後や5年後の「全国高校生フォーラム」にはあなたが参加してみませんか。