Advanced Communication Program!!

最終日

5日間のプログラムもあっという間に過ぎてしまい、いよいよ最終日を迎えました。毎朝、各会場へ出欠の確認に行くのですが、わいわいと盛り上がっていた昨日までの雰囲気とは異なり、今朝はどのグループも午後からのプレゼンテーションの準備に余念がありません。

何度もグループリーダーによる原稿添削と練習を重ね、迎えた最終プレゼンテーションでは、5日間で学んだことや今後の抱負をそれぞれが語ってくれました。

緊張で震える声を絞り出し、英語が得意な人も、苦手な人もそれぞれのベストを尽くした良いプレゼンテーションでしたよ。お疲れさまでした。

5日間ACPを通して、ポジティブな姿勢や公平・平等を重んじる態度、失敗を恐れない気持ちなどたくさんのことを学びましたね。これらはこの期間だから必要というわけでもなく、外国の方と接するから必要というわけでもなく、いつでも誰に対しても大切なことです。ぜひ今回の経験を今後に生かし、アクティブな高校生活を送ってください。

 

四日目

今日はリーダーシップについて学び、未来のライフマップについて考えました。WHOで活躍する進藤奈保子さんを題材に、どのような生き方をしたいか、それぞれの意見をシェアし、自分の生き方についても考えました。

ワークライフバランスについて学ぶ中で、進藤さんの『全てを一人で抱え込まず、必要であれば周囲に助けを求める』というモットーが生徒たちの印象に残ったようです。これから様々な困難に立ち向かう高校生にとって、大変有意義なディスカッションだったと思います。

活動中はファシリテーターからの問いかけが多く、常に発言を求められているのですが、日を追うごとに自ら手を挙げる生徒が多くなり、また指名された後の反応もスムーズになってきています。休憩時間にはグループリーダーの出身国の話や、地域の方言の話、好きなスイーツの話などいろいろな話題で盛り上がりました。明日はACP最終日。午後からはプレゼンテーションもあります。思い切り楽しみましょう。

 

 

三日目

今日のテーマは自分のアイデンティティです。私たちにはそれぞれが生まれ持った、また成長しながら身につけた良いところがたくさんあり、それぞれが特別な存在なのだということを学びました。世界中様々な地域から集まったグループリーダーたちの話を聴き、自分と類似する点や相違点について学び、またそれらの違いを認め互いを尊重することが大切だというお話も聞きました。

これらの考え方はもちろん一般道徳としてわかってはいることですが、今回のような機会に実際に世界中の方々と接することで、よりその大切さを実感できたようでした。

また、ファシリテーターやグループリーダーの方々から、今日は今まで以上に発言が多く、積極的にコミュニケーションをとったり表現したりできているというフィードバックをいただきました。活動の様子を見ていても、先生からの質問にはためらいなく手が上がったり、誰かの発言には身を乗り出して理解しようとしたり、何とかして思いを伝えようと必死になったりと、何かを学ぶ上で大切な素地を身につけていると感じています。

リーダーたちと過ごすのもあと二日。この調子で明日も頑張りましょう!

 

 

二日目

ACP二日目のテーマはジェンダー平等です。

日本人のジェンダー意識や、グループリーダーの出身国の考え方など様々な視点からジェンダーについて考え、現在の問題点や平等な社会を実現するにあたりどのように貢献できるかを話し合いました。新たな意見に触れ、生徒たちの視野がどんどん広がっているようです。

昨日以上にアカデミックなテーマで、話し合いについていくのに必死だっただろうと思いますが、発表の場では拙いながらも堂々と発言できています。また、昨日からディスカッションの中で何度も意見を求められている成果か、何かを表現することに対する抵抗がなくなってきているように感じます。とても良い傾向ですよ!

また休憩時間には積極的にグループリーダーと交流を図る生徒が増えてきました。好きなアイドルやアニメの話しで大盛り上がりするグループも見られました。この調子でどんどん交流を深めていきましょう。

明日は水泳の池江璃花子選手の人生を題材に、自身のライフマップについて考えます。楽しみにしておいてください!

 

 

一日目

高校1年DEF組は本日から5日間ACPに参加しています。

国内に留学中の大学生をお招きし、5日間英語漬けで過ごします。今日は朝からオープニングセレモニーがあり、その後はグループに分かれて自己紹介をしたり、プレゼンテーションについて学んだりしました。

説明も質問も発表も雑談もすべて英語で一日を過ごした生徒たちは、プログラムが終わるころにはエネルギーと集中力を使い果たし、ぐったりとしている様子でした。

それでも休憩時間には緊張しながら留学生とコミュニケーションをとる姿がちらほら見られました。残り4日間、どんどん交流を深めていきましょう!