マイプロジェクトアワード2020関西Summit参加(GAC)

2月6日(土)にカタリバ主催の「マイプロジェクトアワード2020」関西Summitがオンラインで実施され、今年度もGAC(Global Activity Club)が予選を通過し、参加することができました。

マイプロジェクトアワードとは、自分たちの身の回りの課題をテーマにプロジェクトを立ち上げ、実際に行動にうつした高校生が集い学びあう場となっています。
信愛が参加しはじめた頃は、まだまだ世間の認知度も低かったのですが、この1、2年で急激に認知度が上がり、予選を通過するのも難しくなりつつある大会ですが、何とか今年も予選を通過し参加することができました。

GACの今年度の活動は、「Guidebook Agriculture Connection」というプログラム名で、カンボジアで地雷除去活動をしている高山良二さんの地雷除去した土地で農作物が育ちにくいという課題に対して、日本からその解決に取り組もうとするものでした。ドクダミやキャッサバという現地で比較的容易に栽培できる作物が育ちにくい原因をコロナ禍で現地を訪れることも不可能な中で解明しようとする非常に難しいプロジェクトでしたが、東京大学の根本先生という土壌学を専門とする先生にアポイントを取るなどして、土壌の改良法と、ドクダミとキャッサバの正しい育成方法を英語にまとめ、現地に届けるという形で解決に導こうとしたここまでの過程を発表させてもらいました。

まだまだ、進行形のプロジェクトではありますが、次世代を担う現地の子供たちには絵本の形で農作物の栽培方法を伝えようとするなど、色々工夫しながら現在も取り組んでいます。

答えのない課題へのチャレンジは、なかなか順調に進まないもので、生徒たちも日々悩みながら取り組んでいますが、今日はオンラインで関西の色々な高校生と意見を交わしたり、サポーターの方から評価やアドバイスをいただいて、元気をもらった1日になったようです。9:15の集合から17:00の終了まで長丁場ではありましたが、充実した時間を過ごしました。
3月には全国Summitが開かれます。関西代表としてその場に参加できるかは、なかなか難しいところですが、ぜひその貴重な学びの機会が生徒たちに届くことを期待しています。
しかし、オンラインでのイベントはどうも写真の変化に乏しいですね…