本日9月21日(土)和歌山西警察署で行われた高校生による交通安全意見討論会に参加してきました。
全3回の予定で、今回は2回目になります。(前回の様子はこちら)
交通事故は、全国で10分にひとりの割合起こっているそうです。
こうしている今も、事故が起きているかも知れない、ということで、2回目のテーマは「どうすれば交通事故は減るのか」「事故を減らすために自分たち(若者)ができることはなにか」
1回目は気づいたことを発表していくという雰囲気でしたが、今回は「この討論会で出たアイディアを実現させたい」ということで、「具体的に」という言葉が印象的でした。
例えば交通安全の意識を啓発するビラを配るというアイディアに「そのビラには具体的にどんな言葉を入れるのか」
若者が運営する交通安全啓発のイベントを開くというアイディアに「具体的にど何をするか」
自分たちで作ったポスターを掲示するというアイディアに「具体的にどこに掲示するか」
「具体的に」と言われると途端に考え込む生徒たち。前回にくらべると口数が少なかった気がします。しかし、すぐに「守れてますか?とか知ってますか?とかの言葉だと、ドキッとするから見てもらえそう」「自治体の掲示板は何も貼っていないことも多いけれど、効果的だと思う」など答えていました。
探究活動の成果が出ているかな?
個人的に興味がひかれたのは、交通安全ルールをクイズにして解いてもらうというもの。事前に高校生の正答率をとっておき、「高校生は○%が正解!あなたは?」というような文言をつけておくと、対抗心からより目をとめてもらいやすいのではないかというアイディアです。
似た案に、yes-noチャートと言うものもありました。
どちらの案も、見てもらうためにという視点で考えられていて、感心させられました。
ポスターやイベントなどなど…今回出たアイディア、果たして実現できるのか?冬の交通安全週間に向けて、何らかの動きがあるかもしれません。
3回目は「なぜ人はルールを守らないのか」をテーマに12月上旬に行われます。そのころには2年生の探究活動の成果発表会も終わっているでしょうか。また一つ成長した姿を見られたらと思います。
今回はテレビ和歌山さまの取材も入っておりました。その模様は本日18時からのニュースと、連休明けのニュースでも放送されるそうです。
お時間が合いましたらぜひ御覧下さい。