みなさんは、川西純市さんをご存知でしょうか?
お名前だけを聞いたら分からないかもしれませんが、東京オリンピックのメダルのデザインを担当された方、と聞いたら思い出されるかもしれません。
東京2020オリンピック公式サイト
さて、その川西純市さんなのですが、実は本校の校舎のピクトグラムをデザインされた方なのです。
上は職員室、下は保健室です。本校の理念や特徴をよく表した素晴らしいデザインですね。
川西さんは大阪芸術大学ご出身で、2006年にSIGNSPLANというデザイン会社を設立されました。SIGNSPLANのホームページには、本校のピクトグラムもアップされています。
SIGNSPLANのサイト
ちなみに川西さんはこのピクトグラムにより、第47回SDA賞奨励賞・関西地区デザイン賞(2013)を受賞されました。これらの功績により、川西さんは今ではSDA(公益社団法人日本サインデザイン協会)常任理事、USD-O(大阪デザイン団体連合)理事を務めておられます。こうしたピクトグラムに関しては、東京オリンピックの競技のピクトグラムが新しいデザインになった、ということが3月に発表されました。バリアフリー社会に向けて、ピクトグラムの持つ意味や果たす役割がますます大きくなっていきそうです。
東京オリンピックのメダルデザインコンペティションには421名の応募があったそうです。そのなかで唯一デザインが採用されたわけですから、まさに金メダル級です! 実際、前回のリオデジャネイロオリンピックで最も参加者が多かった(のではないか?寡聞につき、推測です)女子マラソンで157名の出場ですから、それよりも3倍近く多い参加者の中のトップをとったということになります。金メダル以外の何ものでもないですね。
いわばオリンピックの金メダリストによってデザインされた信愛のピクトグラム、ぜひ皆さんもご覧になってください。