7月20日(土)に和歌山県西警察署で行われた高校生の意見討論会に参加しました。
議題は交通安全に関するもので、本年度中に計3回行われる予定です。
本日は、第1回目。
近隣の高校5校の生徒が16名参加し、「通学路における交通事故が起こりそうだと感じる危険な場所」「通学中、実際に交通事故の危険を感じたこと」「なぜ交通事故は起こるのか」ということについて、意見を交換しました。
活発に意見を発表する他校の生徒に緊張したり、尊敬の念を抱いたりしつつ、本校の生徒も積極的に意見を述べていました。
次回は「どうすれば交通事故はなくなるのか」「自分たちにできることはなにか」と、自分の考えを述べることにチャレンジします。
高校1年生の頃から探究活動(昨年まではSGH)で、調べ学習にとどまらず自分の意見を発見・発信していく活動を続けています。がんばれ、信愛生!
余談になりますが、開会の挨拶での交通課長さまのお話で印象に残ったものがあります。
3年ほど前に、和歌山県の交通違反防止啓発ポスターが一新されたことはご存じでしょうか。
警察官の目が印象的なポスターです。
そのポスターはイギリスで発表された「『見つめる目』には人に正しい行動を取らせる効果がある」という研究結果をヒントに作られたそうです。
このポスターが張り出された年、和歌山県の交通事故数は全国で最も少なかったということです。
何のために勉強しているのだろう、これは何の役に立つのだろう、と考えることがあります。けれど、こういう風につながっていくんだ、と気づきを得た時間でした。