7月10日(水)、中学1年生は和歌山信愛短期大学を訪問しました。生徒にとっては初めての現地集合ということで、遅刻などが懸念されましたが、時間通りに集合することができました。すばらしかったです!
今回の短期大学訪問の目的の一つは、人権学習です。セシリアホールで伊藤宏先生から『ゴジラから考える人権』という題目でご講義してくださいました。人間側の勝手な都合によって生まれ倒される「ゴジラ」には人権(獣権)があるのかという内容で、人権に対する考え方とその重要性をわかりやすく説明していただきました。身近な「ゴジラ」という題材を通じて、生徒たちは人権の大切さをよく理解できたのではないでしょうか。
伊藤先生のご講義の後には、同じくセシリアホールで井澤正憲先生から陶芸のご指導をうけました。今回、白土で製作するものはランプシェードです。まずは、井澤先生より土の性質やデザインの基本をご教示いただき、実際に生徒たちは粘土を使ってランプシェードのかたどりを行いました。その後、各自の想像力を活かして、かたどった粘土に穴をあけたり、装飾を施したりしていました。
途中で短大の食堂でお昼ご飯をはさんだ後、セシリアホールにて引き続きランプシェードの製作に励みました。独創的なランプシェードがたくさん出来上がりました。素焼きと本焼きを経て、1カ月半後に作品は完成されるそうです。楽しみですね!
短期大学の構内も見学させていただきました。とくに人気だったのは、ウエディングドレスなどが展示されているブライダル演習室です。ブライダル演習室では、ウエディングドレスに使用される様々な装飾品を試着したりしていました。
大学の授業の奥深さと施設の多様性に驚いた、貴重な1日だったと思います!伊藤先生、井澤先生、そして和歌山信愛短期大学の関係者のみなさま、ご多忙の中、お時間を作ってくださりありがとうございました。