1月28日(水)、本日、1年生の生徒が、和歌山県JAビル和ホールにて、「まちなか再生計画with信愛生」発表会を行いました。
5月に和歌山市役所の方に来ていただいて、「和歌山市の再生に女子高生のアイデアを」という提案をいただいてから、およそ1年をかけての取り組みになりました。グループワークを重ね、10月の校内ポスターセッションをへて、最終選考に残った9班が、和歌山市長様をはじめとする来賓の方々と一般のゲストの方々、そして本校の生徒たちの前で、プレゼンテーションをおこないました。
パワーポイントを作成するのも、プレゼンをするのも初めてという生徒がほとんどで、私たち教員も「まちなか再生計画」という未知の取り組みに試行錯誤しながら、生徒の柔軟な発想力に助けられて、今日の日を迎えました。
校内でのリハーサルを何度かおこなってはいたものの、「本番で不測の事態がおこったらどうしよう……」と私たち教員の方が緊張でドキドキしていました。しかし、本番では、全ての班の生徒達が堂々と発表し、リハーサルよりも数段上手なプレゼンテーションができました。
「考えを相手に伝える」ということを意識しながら、流暢に話す生徒たちの姿に本当に感心し、また市長様から「高校1年生の子たちにこれほどクオリティの高いパワーポイントが作れるなら、市の職員ももっと頑張らせないといけない!」とのお言葉をいただくほど、様々な技術を駆使した素晴らしいパワーポイントを披露してくれました。
和歌山市から「発表してくれた全ての班を表彰したい」というありがたいお言葉をいただき、全班「優秀賞」をいただきました。春から種をまいてきた一つの取り組みが結実した、というのを実感した瞬間でもあり、私たち教員も皆胸が熱くなりました。
今日発表した班も、オーディエンスになってくれた班も、この取り組みを通して、ゼロから何かを想像することの難しさとやりがいを感じてくれたはずです。これで終了ではなく、この経験を今後の学習に活かしてこそ「課題解決型学習」が本物になります。そのことを忘れずに今後の学校生活を前向きに送っていってほしいと思います。ひとまずはお疲れさまでした!