R-CAPとは「RECRUIT Career Assessment Program」の略称で、リクルート社さんが、社会で活躍する社会人・学生約3万人の「興味・関心」に関するデータをもとに、事前におこなったアンケートの回答から、「職業適性」や「学問適性」などを診断したカルテです。本日はリクルート社から田畑さんという方をお招きして、そのカルテの見方や、データの分析方法などをお話いただきました。
前日に、生徒のみんなにはカルテを返却したのですが、アンケート実施から約1カ月たっていたこともあり、「待ってました!」と言わんばかりの大反響でした。とくに「職業適性」では、自分の知らない職業が適性TOP20に入っていると、「この職業何!?」とお互いに聞きあったり、「えー!こんな職業私に向いているの?考えたこともなかった!」など、さまざまな意見が飛び交いました。
当日のお話では「データの結果を鵜呑みにするのではなく、なぜそのデータが出たのかという背景まで分析してほしい。」「やりたいことは知っていることの中にしかない。知っていることを増やして、視野を広げてほしい。」という点を強調されていました。
データはあくまでデータなので、それをふまえて自分がやりたいこと、学びたいことをよく考えて、今後の文理選択・進路選択に十分に生かしていってほしいと思います。