7月22日、高校1、2年生を対象に兵庫医療大学、藤野秀樹教授による放射線についての講演会を行いました。 東日本大震災以降、テレビや新聞で話題に取り上げられることが多い放射線。正しい知識がないためにイメージばかりが先行し「放射線=怖い」と思ってしまっている人がほとんどという状況のなか、今回の講演は私たちの「怖い意識」を変える大きなきっかけとなりました。。 お話は、放射線の歴史、放射線の発生や被ばくの仕組み、現在放射線がどのように活用されているかなど多岐にわたりました。なかでも、日常的に食べている昆布などにも放射線が含まれているということを実際に装置で測り見せてもらったり、薬をはじめとする医療品にも放射線が活用されているという例を挙げてもらい、放射線は一概に悪いと言えないこと、正しい知識をもって情報を取捨選択することの大切さを改めて実感しました。 理系志望の生徒はもちろんこと、文系志望の生徒にとっても大いに参考になるお話でした。
藤野先生、大変貴重なお話を本当にありがとうございました。