高校2年生探求発展Iの最終発表会をおこないました

高校1年生につづいて高校2年生も12月14日と17日の2日にわたり、SGH探究発展Ⅰの最終発表会をおこないました。

高校2年生は1学期に修学旅行があり、ポスターセッションの準備に十分な時間をとることができませんでした。ポスターセッションを見に来てくださった来賓の皆様からはいろいろなご意見をいただき、そこから各班ブラッシュアップをして最終発表会に臨みました。

「調べ学習で終わらさずに、既存の社会制度や法律を変えるくらいの気概をもって取り組むこと」という指導のもと、各班が課題解決策の「オリジナリティ」という部分に重きをおいて研究活動を続けてきました。

実現可能なものはすでに大人たちが作ってくれています。高校生の柔軟な発想で、今世の中にないものを考えてほしいというこちらの思いも十分にくみとって、この2日間の発表では各班競い合うように良いものを発表してくれました。
来賓の方からも「ポスターセッションのときとは比べ物にもならないくらい、よく考えられていて、本当に感心した。」という講評をいただきました。

女性の生き方は本当に多様であり、「これが正解」というものは存在しません。ただ、自分が選択した道で困難にぶつかったときに、誰かが動いてくれるのを待つのではなく、自分で考えて行動できる女性になってほしい、というのが高校2年生の研究プログラムのテーマです。そしてこれらの学びの総仕上げとして、3年生の研究活動では「自分」と向き合ってもらいます。きっとみなさんにとって良い経験となるはずです。この2日間のみなさんの発表を見ていると、その研究プログラムが始まるのが今から待ち遠しくなります。