カンボジア海外研修その5(最終回)

みなさん明けましておめでとうございます。

すでに3学期も始まったのですが、カンボジア研修の最終日の様子を報告していませんでしたので、遅ればせながらアップしたいと思います。

シェムリアップに移動していよいよ最終日の朝を迎えました。
いよいよアンコールワット遺跡群の見学です。私も昨年の経験を踏まえて帽子を購入(たったの2ドル)して準備万端。
まずは、アンコールトムに向かいました。
アンコールトムとは大きな都市という意味で一辺がが3kmもあり、その中心にバイヨンといわれる寺院がありました。

門の入り口へと続く橋の欄干にはナーガと呼ばれる蛇の神を綱代わりにして綱引きする神々と阿修羅の像があります。

バイヨン寺院には東洋のモナリザともいわれる「クメールの微笑み」をはじめとする観世音菩薩の彫刻が施されています。

まさしく歴史を感じさせる圧倒的な存在感でした。

その後は一旦遺跡群から離れて、戦争博物館へ。
本物の戦車や武器などが置かれているなどして、最初は少しはしゃいでいた生徒たちもガイドのナクリーさんから悲惨な内戦の状況や地雷の被害について聞いたり、展示を見たりしているうちに、徐々に寡黙に…平和の尊さをきっと感じてくれたことと思います。

昼食後はいよいよアンコールワット。
仏教の日に当たってしまい、第3回廊には登ることができませんでしたが、風もなく池に映るアンコールワットとともに記念撮影することができました。

アンコールワットの修復には日本もかかわっており、他校さんでは、修復作業のお手伝いをさせていただいたりというプログラムを実施しているところもあります。信愛生にもそんなチャンスを届けるべく、これからもプログラムを充実させていきたいと思いました。

その後は日本の女性職人さんが金太郎飴の技術を伝えている「キャンディーアンコール」を訪問し、いよいよ最後ながらも今回の旅のもう一つの目玉、フリーランスの口腔外科医で16年前からカンボジアを始めとする医療後進国で支援活動を行ってきた岩田雅裕先生のところへ。

以前「情熱大陸」で岩田先生の活動を拝見し、ぜひ生徒たちに語ってほしいと強引にお願いしたところ快諾してくださり、この日も滞在ホテルの一部を貸し切りにし、手術を終え、手術着のままで生徒たちのために話をしてくださいました。

細かな内容は、生徒たちの研修報告会もありますので、ここでは避けますが、活動をともにされている奥様のお話とともに横で話を聞いていた私も心揺さぶられるようなお話でした。

カンボジアで「人」との出会いにこだわって組んだ今回の研修。昨年お話しいただいたクラタペッパーの倉田さんとお会いできなかったのは残念でしたが、今回も本当にすてきな方々との新たな出会いを生徒たちに届けることができました。

以上の行程を経て、12月29日の朝、全員で元気に帰国しました。異国の地でのすばらしい出会いを胸に刻み付け、日本で自らを振り返ってみることで、参加した生徒たちが更に成長していってくれることを期待しています。

なお、今回の旅の途中でもすてきな方々とお知り合いになりました。次年度はさらにグレードアップした研修旅行を届けたいと思います。SGHの活動に熱意を持って取り組み、カンボジア海外研修旅行に参加したいと思う生徒が一人でも増えてくれたらうれしいです。