高校2年生:SGHアソシエイトプログラム「探求発展Ⅰ」先行実施ポスターセッション

SGH委員の大村です。

先日の百人一筆でも報告させていただいた通り、10月21日(水)14:30~和歌山信愛SGHアソシエイト教育プログラム「探求発展Ⅰ」の先行実施、「女性の社会進出に関する諸問題の研究」のポスターセッションを本学体育館で実施しました。

女子校という本学の特性を踏まえて考えたこの教育プログラム、どれだけ男女共同参画が叫ばれても、女性が社会進出するためには、結婚、出産、育児、介護など多くの問題が横たわっているという現実を直視し、いかにしてそれらの問題を克服しながら社会の中でいきいきと活躍していくかということについて高校生段階から考えてみようという試みです。

正式なプログラム始動は現高校1年生からになりますから、今回は先行実施。
そのため、グループワークの段階では自由に扱うテーマを決めさせ、その克服に対して
「新しい社会制度を構築する」、「社会の意識を改革する」という2つの解決に至るアプローチを提示するという手法で行うこととしました。
また、SGHでの活動ということで、先進的な取り組みを行っている諸外国の事例を必ず調査し、メール等を用いて積極的にこの問題に対する有識者の方や先進的な取り組みを実施している企業などにインタビューすることを推奨しました。

発表の様子です。高校2年生は昨年度の経験もあり、ポスターの内容にも工夫が見られますし、かなり場慣れしている印象を受けました。

今回は来週ポスターセッションを行う高校1年生もゲストとして参加したため、体育館は結構混雑しています。
今回は高校1年生が良かった発表の班に投票するという形をとったので、先輩としてみっともない姿は見せられないと気合いが入りました。

今回のポスターセッションには、一般社団法人女性と地域活性推進機構の堀内智子様、高畑道子様、またワークライフバランスコンサルタントのOffice ICB代表瀧井智美様が関心を示してくださり、最後に講評をいただきました。やはり信愛生ですので、ポスターセッションの最初と最後はけじめがついています。
初めての取り組みということで、どうなるものかとドキドキしていましたが、来賓の方々からもお褒めをいただきホッとしました。

しかし、同時に課題も見えました。

SGH委員会としては、具体的解決策を提示するようにということを事前に伝えたつもりだったのですが、例えば「男性も育休をとるべき」とか「女性が働けるように保育所をたくさん作るべき」といった調べ学習の延長線上の解決策に留まった班が目立ったことです。
では、「どのようにして男性が育休をとりやすくするのか」、「どのようにして保育所をたくさん作るのか」にまで踏み込んで考えてほしかったため、その点では少し残念でした。
ただ、今回は中間発表としてのポスターセッション。12月の最終発表会に向けて、ここから今回の発表をブラッシュアップして「伸びしろ」を見せてくれるものと期待しています。

さて、いよいよ来週は高校1年生の「探求基礎(4つの地域課題)」のポスターセッションです。高校2年生の発表を受けて、「刺激を受けた!」といううれしい声も届いています。お忙しい中参加してくださる連携先の方々をうならせるような解決策期待しています!