産業課題グループ担当教員の鬼塚です。8月3日に私たち産業課題のグループは、南部でフィールドワークをする機会を頂きました。バスでみなべ町あぐりセンターに到着した私たちは、みなべ町役場の「うめ課」(実際に存在する課です)の林秀行部長の先導のもと、梅林を見学することができました。
世界農業遺産の登録を目指すみなべ町だけあって、この梅林の景観は、心洗われるものでした。
さて、あぐりセンターに戻ると、暑い中がんばった生徒たちには、なんと梅ジュースの差し入れを頂きました。本当にありがとうございました。とてもおいしかったです。
続いて、みなべ町の梅食材と、梅加工の技術がふんだんに使われた梅弁当をみんなで食べました。恥ずかしながら、そのままでは梅が食べられない私もこのお弁当はとってもおいしく頂きました。
さて、午後は役場の方々に加えて、梅農家や、梅加工などにたずさわる、「梅の専門家」の皆さんに直接お話を聞く機会を頂きました。技術的なことに加え、農家の方々の思い等、多岐にわたってたくさんのお話を聞くことができました。この後の質疑応答でも、なかなか活発な意見交換ができたように思います。
この経験を活かして、これから生徒たちは、学校で自分たちの意見や考えをまとめつつ、10月のポスターセッションに向けて協力して準備をすることになります。
お世話になったみなべ町の方々の恩に報いるよう、また世界農業遺産の認定に向けて少しでもお役立てるように、生徒と一緒にがんばっていきます。忙しい中、本当にありがとうございました。