「若武者育成塾」1日目の様子

SGH委員の大村です。
新着のところにも書きましたが、アサヒビールのCSR活動の一環として高校生が環境問題について学び、解決方法を模索し、それを地域で実践するという「若武者育成塾」の合宿に、本校の1チームが全国7校の1つに選ばれ参加しています。
私も引率として8月5日~8日まで愛知県へとやってきました。

こちらにやってきて分かったことですが、他の6チームはすでにクラブや課外活動等で環境に関わる問題に取り組んでおり、本学だけがこの「若武者育成塾」への応募をきっかけに環境問題に関心を持ちたいというスタンスで、正直どうして選ばれたのか・・・という状態でした。

しかし、貴重なこの機会、本学の生徒は他校の生徒にひるむことなく積極的に頑張っています。
普段はまだまだ積極性に欠けるなという部分もある今回のメンバーでしたが、きっかけは大きく生徒を成長させてくれるようです。

アイスブレイキングでの様子や夕食の「いただきます」のかけ声を自ら申し出るなど、積極的な姿が数多く見られました。

本日は春日井市周辺の築水池周辺の湿地帯の生物の観察や保全の様子や、周辺の丘陵から流れ込んだ水が築水池を形成し、それが川の源流になる様子を2時間近く歩いて汗だくだくになりながら見学しました。
夕食後はナイトハイクという形で、春日井市少年自然の家周辺の音に耳をすませました。風が木々を揺らす音、虫の鳴き声など、暗い中で五感を研ぎ澄まし、生物の多様性を耳で感じました。

ちなみに、他校の先生方は理科や農業などこのプログラムにふさわしいメンバー。
なのに、私は唯一の文系、それも「古典」・・・(笑)
やや場違い感は否めませんが、それでもせっかくのこの機会生徒たちと一緒に私自身もしっかり学び、これからのSGHプログラムに反映していきたいと思っています。

横向きですみません。名古屋駅にて、まだまだ余裕ありです。

築水池への道・・・なかなか険しいですね。

こんな所も歩き続けました・・・

こちらはこの湿地で保全されている植物サギソウだそうです。

この湿地で保全しているハッチョウトンボというトンボのオスだそうです。

ここが大谷川という川のスタート地点だという説明を受けているところです。

あまりネット環境がよくないので、更新できないかもしれませんが、明日の間伐体験、明後日の地域でのアクションプラン作成へと頑張ります!