第1回スーパーグローバルハイスクール連絡協議会へ参加しました。

SGH委員の大村です。少し前のことになりますが、6月23日(火)に東京の方で今年度の第1回スーパーグローバルハイスクール連絡協議会に参加しました。
場所は筑波大学の東京キャンパス。アソシエイトに指定されて初の会合でかなり緊張しながらの参加となりました。SGHとしては新参者、会議の座席は最後尾。気合いを入れて着席。

午前中は文部科学省からの講演。「社会に求められている力(課題解決力、主体性、協働性、コミュニケーション能力等)」の確認と、それに伴って、大学の教育内容の改革状況、高大接続改革への強い意志が語られ、改めて、高等学校の教育内容の改革へ向けて協力を要請されました。

昼食後の午後は、第1期SGH校の中でもすばらしい取り組みがなされている3校の事例発表。その後、その他の第1期SGH校による取り組み内容のポスターセッションと盛りだくさんの内容でした。

全国の多くの学校が社会で求められる力を高校段階から育成しようと熱心に取り組んでおり、生徒も活発に活動していることが伝わってきます。 生徒が自らの課題研究内容のアドバイスを大学の教員に自分たちでアポをとってアドバイスを求めたり、海外での研修を数多く実施している学校の生徒は、途上国の現状を目の当たりにして大きな衝撃を受け、将来は貧困のない世界の構築のために尽力したいとコメントしたりしていました。
本学のSGHプログラムはまだまだ手探り、荒削りなものではありますが、おそろしい程のスピードで変化する社会に対応し、それぞれの場所で「最適の解」を導くことのできる人材を育てたいという思いは同じです。信愛生のもつ誠実、清廉な心も大切にしながら社会に貢献できる人材を育成したいという思いを新たにしました。