地域協働事業(グローカル型)講演を実施いたしました。

2月12日に引き続き、2月13日(木)の1限目には、「地域協働事業(グローカル型)」の一環として、本学の運営指導委員を引き受けてくださった産業能率大学の渡邊道子先生に「探究のススメ」という演題で講演をしていただきました。

写真の通り、笑顔のステキな方で、社会人でありながら女子大生でもあるという渡邊先生。生涯に渡って学び続ける必要性をまさしく実践していらっしゃる方です。生徒たちにとってもロールモデルとなる女性だと感じ、本学のプログラムに協力していただいています。
なお、やはりステキだなと感じる方々に共通するのは、「たとえ薄い縁であっても、望まれれば他者のために自らの持てる力を惜しみなく差し出してくださること」のように思います。ぜひ、本学の生徒たちにも信愛を通して身につける「奉仕・貢献の心」をこのような形で体現できる女性になってほしいと感じます。

さて、本日の講演では、ご自分の日々の仕事を具体的にお話いただきながら、変化のスピードが速く、予測することが難しい社会の中で、「納得解」「最適解」を導く力を育成することの大切さについてお話いただきました。
「40年前に予想された未来は今と違う。だから、今予測されている悲観的な未来も、一人ひとりの主体性によって希望に変わっていく」というお言葉には背中を押していただけるものがあったと思います。

また、最後の「進路は選ぶのではなく、つくるもの」という言葉は、10月にお話しいただいた平山様の「自分は探すものではなく作るもの」というお話と奇しくも重なるものでした。お二人のエールを受けて、生徒たちには探究の学びをそれぞれの人生へと繋げてほしいと思います。

ほんの少しだけ時間が余ったので、質問はないかと問いかけた所、すぐにさっと手が上がりました。きっと生徒一人ひとりの心に本日のお話は届いていることだと思います。

渡邊様どうもありがとうございました。