「地域協働事業(グローカル型)研究成果発表会」を実施いたしました。

2月12日(水)の午後、地域協働事業(グローカル型)の初年度の学びの成果を発表する「研究成果発表会」を実施いたしました。

「リージョン探究」で地域の抱える課題に取り組んだ高校1年生から8班、「グローバル探究」でグローバルな社会課題に取り組んだ高校2年生から8班が代表として運営指導委員会の先生方や、地域や学校の関係者の方々の前で発表を行いました。
前半の高2生による「グローバル探究」の時は、会場の空気も張りつめており、特に質問等も出ず、この会はどうなっていくのだろうと…とハラハラ、ウロウロしてしまいましたが、休憩後の高1生による「グローバル探究」の発表では、会場の空気もほぐれ、生徒同士の質疑応答も活発になりました。少々スロースターターな感は否めませんが、学年の垣根を越えて探究学習の学びを共有できたことはとてもよい経験になったのではと思います。

できれば、次年度以降はもっと多くの地域の方に生徒の学びを見ていただきたいところですが、それは次の1年の宿題ということになりそうです。

「課題を自分ごとと捉える」、「積極的に行動する」、「他者を巻き込むような情熱をもつ」などなど、求められるハードルも高く、多い「探究学習」ではありますが、生徒たちがグループのメンバーと協力して取り組んできた成果を、生き生きとした表情で語ってくれるだけでも取り組む価値のある学習だと感じました。


なお、発表会の後は、運営指導委員会を実施いたしました。運営指導委員の先生方に活動の報告を行いながら、さらにより良い学びを生徒たちに届けるために色々とご意見をいただきました。2年目の活動に向けてさらにバージョンアップしていきたいと思います。