おはようございます。
本校の生徒3名も参加したカンボジアをフィールドに海外研修を実施する全国6校が集う研究会の2日目の朝を迎えました。少し眠そうではありましたが、みな元気にしています。
それでは、昨日の研修についてご報告を。
まず冒頭で各学校による「自分たちの研修内容とそこで得た学び」をテーマに10分間のプレゼン。本校は6校の中でもスケジュール的に1番最近カンボジアを訪問しているため、プレゼンの準備もギリギリだったのですが、冒頭にカンボジアのクリスマス会で発表するはず(なぜ発表できなかったは過去のカンボジア研修の記事をご覧ください)だったダンスを盛り込み、他校の生徒さんを引き込もうとするパフォーマンスを急遽組み込むなどのチャレンジをしながら、何とか自分たちの思いを伝えることができました。
発表後は、比較的他校の生徒さんの興味を引き出すことができたのか(もしくは、説明不足で伝えることができていなかったのか)、多くの質問もいただくことができました。
また、同じカンボジアに行っているのに、全く違う学びがあることを知り、大きな刺激を受けていたようです。
さらに、パフォーマンスが功を奏した?のか、比較的早く他校の生徒さんたちと交流することができているようです。
その後は、昭和女子大学国際学部の米倉雪子先生からカンボジアの現状を踏まえ、「人々の役に立つ国際協力とは?」をテーマに講演をしていただきました。そして、ここからがこの研修の醍醐味、各校の生徒がごちゃ混ぜになってグループを編成し、米倉先生からの投げかけに対して、翌日の発表に向けて自分たちなりの考えをディスカッションするという段階に入ります。
よく知った間柄でも、意見や思いを集約するのは難しいのに、つい先程出会ったばかり、さらにカンボジアでの体験や学びを通して、自分なりの強い思いを抱いている生徒たちとのディスカッションですからなかなか意見が集約できない。これはなかなか厳しい環境です。1日の全てのプログラムが終了した後、参加生徒たちと振り返りの時間をとったのですが、なかなか苦戦しているようで、いい経験をさせてもらっているようです。
現在2日めの最初のプログラム、いよいよ発表に向けて、ポスター作成などの最後の準備にかかります。