4日目は、本日は現地のカトリック校である聖フランシスコ高等学校への訪問なのですが、途中の道路がよくないとのことで朝6時からの活動です。
まだ暗いうちにバスへ荷物を積み込み、昨日と同じ食堂です。
最後に部屋の様子をシスターに確認していただきましたが、「さすが和歌山信愛の生徒ね」とお褒めをいただきました。
朝食後はチョンカチアン村にある平和の村と聖フランシスコ高等学校へ。
平和の村は障害のある人たちとその家族たちの自立した生活のために運営されている施設です。
ここは訪れるたびに変わっていて今年度はリハビリのためのプールやココナッツの皮を使ったアクセサリー工房ができていたりと、年々充実しています。
訪問させていただいたお礼として障害のある子どもたちのためにお菓子をプレゼントしてきました。
その後は聖フランシスコ高等学校へ。
カンボジアの研修も5回目となったので、現地の学校の先生と少しずつコンタクトもとれるようになってきました。
そのため、今年度はこの研修に参加する本学の生徒と現地の学校の生徒とで事前にテレビ電話でコミュニケーションをとることにしました。そのため、実際に訪問した時には互いに初めて会ったという感じがせず、例年よりも内容の濃い交流ができたように思います。
最後に現地の先生からは、自分たちも日本を訪問したいという申し出も。同じカトリック系の学校だし、村の中にあるとはいえ、朝から夜19時ごろまでもしかすると我々以上に勉強している学校ですので、いつか実現するかもしれないですね。
交流の後は、食堂で昼食。もう少し交流したい所ではありましたが、プノンペンに戻りシェムリアップへの飛行機に乗らなければならないので、残念ながら出発です。
そして、それは同時にシスターとのお別れも意味しています。
遅刻して…からのスタートではありましたが、今年度もシスターの子供たちの学びを支えたいというとてつもない情熱は生徒たちに強烈に残ったことと思います。
シスター、ありがとうございました!