高校2年生が「グローバル探究」のフィールドワーク成果共有会を実施しました。

少し報告が遅くなりましたが、先週の水曜日(8月28日)に高校2年生が「グローバル探究」の目玉プログラムである「自分で創るフィールドワーク」を実行に移した生徒たちによる成果共有会を実施しました。

「グローバル探究」という科目は、「教育」「福祉」「女性」「環境」の4つのテーマの中から、自分たちが取り組みたい課題を設定し探究活動を行うというプログラムになります。

その中で、これまで学校側が段取りをし、生徒たちに提供していた「フィールドワーク」を、自分たちの探究課題の解決のために必要と考えられる訪問先を生徒自身で見つけ、交渉し、受け入れてもらうことで、フィールドワークを組み上げ、実行するというなかなか挑戦的なプログラムになります。同時に、訪問場所は、東京、大阪、和歌山の3か所でもちろん地域協働事業の一環ですから、東京への交通費や宿泊費などは自己負担なしという生徒たちにとってなかなか魅力的なプログラムとなっています。
この初の取り組みですが、今年度は学年で15班42名の生徒が様々な方々にお力添えをいただき、自分たちのフィールドワークを作成、実行することができました。生徒たちのためにご協力いただいた企業や団体の皆様本当にありがとうございます。

さて、そんな活動を経て、各自が得た学びを学年で共有しようというのが今回のフィールドワーク成果共有会ということになります。うれしいことにこちらの想定を超えた人数がフィールドワークを実現してくれたことで、当初予定していた時間をかなりオーバーしてしまいました。

「私はフィールドワーク先と考えていた企業の方に、残念ながらお断りを頂いた身だったので、今回企業を訪問して様々な経験をしてきていた同級生が羨ましかったです。やはり、フィールドワークはいい活動だと感じました。」などという感想もいくつも見られ、チャレンジに成功した同級生から多くの刺激を受けているようでした。

今後も1度や2度の失敗にへこたれず、どんどんチャレンジしていくような生徒を育成するために、様々な企画を実施していこうと思っています。