将来の夢はなんですか? 草竹

毎学期、クラスの生徒と面談をするのですが、私は必ず「今の将来の夢はなんですか?」と聞くようにしています。すると、近年よく返ってくる答えが一つあります。「お金持ちになりたい」です。私としては、「医療系に進みたいです」「建築のデザインをしたいです」といった返答を予想しているので、そうきたかと面白くなってきます。

今の子どもたちにとって、どのような職業に就くかよりも、お金を稼げるかどうかが重要になりつつあるのかもしれません。私が学生だった頃は、どのような職業に就いているかが一種のステータスのようなもので、職業そのものが重要視されていたように思います。それに対して最近は、仕事の中身よりも、得た報酬でどのように休みを過ごすか、どれだけ自分の時間を確保できるかといったことが重要視されているように感じます。

もちろん、これは私の勝手なイメージであり、今の子どもたちが本当にそう考えているのかは分かりません。お金があれば、できることの選択肢は増えますし、自分の生活を豊かにすることもできます。

しかし、お金がありすぎるのも不便だと思う自分がいます。そりゃあ、宝くじがあたったら…なんて考えたこともありますが、いざ本当に当たると人生がつまらなくなると思うわけです。ゲームで例えると、すべてクリアされたゲームを渡された感覚ですかね。お金もそうで、お金をたくさん稼げるようになるまでの過程が楽しい訳で、お金がありすぎるとつまらないだろうなぁと。まぁ、これはお小遣い制の自分の僻みかもしれません。

そんなことも思いつつ、何になりたいか考える楽しみがある生徒たちをうらやましく思います。ちなみに草竹の夢は、自分の船を買って釣り三昧生活です。ただ、そのためには船を買うお金も、維持するお金も必要です。結局のところ、夢をかなえるためにも、やっぱりお金は必要なのですね。夢に向かって今日も頑張りましょう!