「サクラサク」        石田晋司

新しい年度が始まり、Digna担当になった私も、緊張しながら新入生を迎えました。

担任として新入生の皆さんにどのような話をしようか・・・と、考えていたのですが、次のような短歌を紹介して話をしました。

   さえずりに目覚めし朝(あした)の輝きに晴れの日迎うる生徒(こ)ら重ねおり

晴れやかな面持ちで入学式に出席する皆さんを観て、思いついた歌です。

さて、入学式を無事終え少し遠回りした帰り道、和歌山城を通り抜けましたが、穏やかな気候のおかげで桜も散らず、まるで入学生の皆さんを迎えているようでした。

さくらさくらさくら咲き初(そ)め咲き終わりなにもなかったような公園

  俵 万智

いつしか桜の花も見えなくなり、いつも通りの学校に戻りつつあります。

この時期になると、俵万智さんの歌を思い出しています。

いつしか桜の花も見えなくなり、いつも通りの学校に戻りつつあります。

この時期になると、俵万智さんの歌を思い出しています。

新しい一年、前向きに明るく過ごせるようにしたいものです。