ビバ合唱   遠田隆人

合唱は私の生きがいです。

私自身の合唱人歴は大学1年生からの7年ほどですが、同じく合唱好きの父の影響で幼少期から合唱を聴いて生きてきたので、25年間ずっと合唱に触れ続けているといっても過言ではありません。そして、それだけの年月にも拘らず合唱への情熱は冷めることなく、むしろ年ごとに新たな発見や感動があり、熱は増す一方です。先日の合唱コンクールも各クラス十人十色、様々な演奏が聴けて大変楽しかったです。

私は、合唱の最大の魅力は、言葉のメッセージが「直接的」かつ「強烈に」心を打つことだと考えています。

おそらく、「歌」が語りや器楽よりも「直接的」に感情に訴えかけるのは、多くの方が経験し、ご存じのことと思います。なので「なら別に、合唱じゃなくても…」と思われるかもしれません。しかし、それでもやはり、合唱が「強烈に」心を打つと考えるのは、合唱のもつ「音色の豊かさ」にあります。

人の声には、その人のもつ遺伝子だけでなく、それまでの人生で培われた喉の使い方のクセや言葉の微妙な発音(舌の位置など)の違い、さらにはその日の気分による筋肉のこわばり具合の変化など様々な要因が関与するので、同じ音色の声は存在しません。そして、その唯一無二の歌声がいくつも重なって奏でられる合唱は結果的に、えもいわれぬ豊かな音色になります。

言葉のメッセージが、一人一人の個性や人生経験に裏打ちされた豊かな音色で彩りと深みを増し、直接的、かつ強烈に心を打つ…これが、私が合唱を愛してやまない理由です。

また合唱をするにあたって、誰一人として仲間外れになることがない、というのも好きなところです。先述のように合唱はその音色の豊かさが魅力なので、いろんな人がいるからこそ、またいればいるほど、その真価が発揮されます。(ちなみにそれが理由かは分かりませんが、経験上、合唱人は個性的な方と、それをおおらかに受け入れてくれる優しい方の割合が大変高いです。コミュニティとしての圧倒的な居心地の良さも、合唱がやめられない理由の一つです…)

本校には、大変幸いなことに合唱部があります。多くの楽器とは違い、合唱を始めるのに遅すぎるということはありませんが、早すぎる、ということもありません。歌うのが好き!という方は、ぜひ一度見学に行かれてみてはいかがでしょうか(ちなみに私は顧問でも何でもありませんが、恥ずかしながら、今度一緒にステージに上がらせていただく予定です…ちゃっかり)。また、少し気が早いかもしれませんが、大学に進学した際にサークルに迷ったら、とりあえず一度は合唱部・サークルを覗くことを強くお勧めします。きっと桃源郷が広がっているでしょう。

合唱は、人生を豊かにしてくれます。ビバ合唱。

~P.S.1~

以下に、私のお気に入りの合唱曲をいくつか添付いたします。興味があれば、ぜひ聴いてみてください。

・いつくしみ深き[讃美歌 312番]

https://youtu.be/RWtTWngjOeo?si=sfNwLd611qnilvRe

・おんがく[木下牧子]

https://youtu.be/R1c2V2Icfuw?si=y8CajKYA5XRYmLwZ

・どちりなきりしたん[千原秀喜]

https://youtu.be/OBuYFqyzDWU?si=VVwi39Hf-YJYld6k

~P.S.2~

こんなに合唱好きと言っておきながら、先日の教員合唱では大声で堂々と歌詞を間違えてしまいました。この場をお借りして謹んで謝罪いたします。