「0学期」でのけじめ     田福克裕

明日金曜日で、学年末試験のニ週間前になります。今年度の最終の定期試験であり、この一年の総決算となります。毎年年明けに、これからの三学期は、四月からの新学年の0学期だと話しています。

次の学年の準備は、すでに始まっています。

この準備を、怠ると四月に良いスタートが切れないので、0学期を大切に過ごすことが本当に大事だと思います。元々日数が少ないし、やるべき事も多く忙しく、あっという間に過ぎてしまいます。

「一月は行く」、「二月は逃げる」、「三月は去る」と言うように感覚的にも早いので常に、今日を大切にと話しています。

その大切な時期の最終テストは、自分の受験の良い持ち味を更に伸ばし確立する。そして、ケアレスミスがなどの自分の良くない癖を、完全に潰しておかなければいけないテストでもあります。

これこそ、この学年の間にキチンと整理整頓。「けじめ」を、つけて次学年に備える。大切な儀式だと思います。

 

学年末テストの、見える得点だけではなく。一歩下がって自分の後ろから見ると、透けて表れる自分の改善点。得点力だけは無く、受験対応への体幹も鍛えるテストだと思います。

生徒の皆さんの健闘を祈るばかりです。