職場体験の復活です。  藤原麻衣

ここ数年、コロナ禍で中止になっていた職場体験が、今年は多くの事業所にご協力いただき実施できるようになりました!
生徒たちにとっても、ほぼ初めて学校外の人と関わる2日間になります。
ご協力いただく事業所のご迷惑にならないように、いつも以上に時間厳守で、礼儀正しく相手の気持ちを汲み取って行動してきてもらいたいです。

さて、職場体験に向けて気持ちの準備をすべく、先日パーソルキャリア株式会社様が提供する「『はたらく』を考えるワークショップ 職業体験事前学習プログラム」というプログラムを実施しました。
パーソルキャリア株式会社の方にファシリテーターになっていただき、なんのために「はたらく」のだろう? 職場体験で何を知れるのか? などグループワークを交えながら考えました。

「ブレインストリーミング」を行い、頭に浮かんだアイディアの共有・整理を行います。

全部で21班もあったので、たくさんの意見が出ましたが、その中から少し抜粋してみました。
「お金をもらう立場」という責任感のある意見や、「(働く人の)ありがたさ」というなかなか深い意見も…。

個人的には、ファシリテーターからの「無限にお金が湧いてくるならあなたは働きますか?」という問に、「誰かが働かないと娯楽が成り立たない。私だけが働かないのは違う気がする。だから私も働く」という意見が、世の中や経済の仕組みが理解できていて、中学生なのにすごいなあと感じた意見でした。

今後電話のかけ方などマナー面の事前学習を経て、自分たちだけで打ち合わせのアポイントメントを取ったり、打ち合わせに出かけていきます。
私たち教員は見守ることしかできません。無事に職場体験を終え、一回り成長した姿が見られますように…と願うばかりです。