さか上がり  須賀弘樹

先日、登校する生徒を見守る朝の当番だったとき、汗をかきながら自転車で通学する生徒を見ていてふと思い出したことがありました。

私は中高の5年間を自転車で通学していました。Googleマップによると、駅から学校まで3キロの距離でしたが、その半分は坂道で、自転車から降りて押さないと上れない坂もありました。特に今の時期は蒸し暑く、学校に着いたときは汗だくでした。今から思うと、これも懐かしい思い出の1つです。

高校を卒業し、免許を取り、車で当時の坂の通学路を通りましたが、そのときは特にどうということもない道でした。同じ道でも、苦労して通ったのとそうでないのでは、こんなにも感じ方が違うのですね。

皆さんは今、期末試験の勉強に励んでいることだと思います。難しい問題に苦戦することもあるでしょう。それでも、必死に理解しようと努力することで、その問題は皆さんの記憶により一層残ることだと思います。試験勉強も、真夏に坂道をかけ上がるのと同じくらい体力を使うものですが、その分得られるものも大きいはずです。頑張ってください!