4月に始まった新年度、新しい環境での格闘の日々。皆さんお疲れで、目前に近づいてきたゴールデンウイークの始まりを指折り数えながら、仕事や勉強に励まれているのでは?
さて、コロナ禍で、昨年は生徒だけで行われた”わかば祭“も今年は保護者1名限定ですが、ご来場いただく形で行われることになっています。
高3生は、ステージパフォーマンスに向け、各クラスオリジナルデザインユニフォームを準備、担任も加わってダンスの熱い練習となっています。さまざまなイベントが制限を受けてきた中で、大切な高校時代の思い出作り…「青春」ですね。
さて、今日の私のつぶやき…
私は小学校の頃から、通知表を手にするたびに気が重かった科目が2つ…いずれも実技で評価される体育と図工。跳び箱は跳び越すものではなく、上に座るもの?というくらいの運動能力。ホントに不得意でした。
もう一つの図工は、工作はまだ良しとして、絵が描けない。自分の子供のために…と、「ドラえもんのお絵かき歌」に合わせて描いてみても、なぜか“ドラえもんにはならない~~~⁉” 娘息子にごめんなさいという気持ちでした。科目として美術を取らなくてもよくなってから、人前で絵を描く機会はことごとく避けてきました。しかし最近、絵を不得意としている俳優さんが描く絵には、何とも味があり、それはそれで素敵に見え、ラインスタンプにまでなっているのを見て、「そうか、変に隠そうと怖がってばかりじゃだめだな」と、今回わかば祭教員画伯担当教員の要請を受けてしまいました。魔が差したとしか言いようがありません。「下手な方がいいんです(本当は、良いわけないですよね)」との言葉に、突き抜けちゃえ!と出品してしまったのです。そのあと次々出品される先生方の作品の素晴らしいこと!「あ~あ、やめておけばよかった」と思っても“後の祭り”。皆さんに勇気と元気を与えたんだから…と思うことにします。
ただ、わかば祭にはもう一つ、私の趣味「プリザーブドフラワー」の作品を教員仲間とともに出品しています。そちらは両眼でしっかりと見てください。画伯のほうは片目で、あるいは両目をつぶって通り過ぎてください。
こんなことをいろいろ考えながら、今年も教壇に立ち続けています。
卒業生のみんな、元気でいますか?コロナが早く収まり、わかば祭などにもたくさん来校していただける日が早く来ますように…と願っています。