待降節    田福克裕

12月1日に期末考査が終了しました。

生徒たちは、昨日の家庭学習日を終えて、今日も寒い中、元気に登校してきました。

やはり、考査を終えた事もあるかと思いますが、先日までの少しピリピリした雰囲気が薄らいでいる様に感じます。

信愛では、「待降節」となり、本来の、「クリスマス」の意味を勉強しながら、一か月を過ごしていきます。

宗教の時間を中心に、神父様やシスターから、分かりやすく教えて頂き、朝の朝礼でも校長先生からのお話しなど、いろんな形で知識を深め、23日の全校生徒でのクリスマスミサに備えます。

先月末に行われた、「土曜の会」でも、校長先生から保護者の皆さんに、「クリスマス」のお話があったと伺っています。

校舎内にも、「待降節」のためのポスターが掲示され、正面玄関には、イエス様誕生の馬小屋も設置され、毎年恒例となっている、玄関前のセンペルセコイヤの木には、イルミネーションの準備も終わりました。

各自が、落ち着いた気持ちで、有意義な形で12月を過ごして欲しいと思っております。

また、高校3年生の皆さんは、共通テストや、自分の第一志望校への、最後の仕上げ、追い込みの時期になってきました。

これまでの、卒業生がよく言う言葉を思い出します。

「大学に合格出来たのは、あの冬の寒い時期に、不安でいっぱいだったけど、辛抱してコツコツと、淡々とやるべき事を我慢してやり切る事が、出来たからだと思う」

まさにこの通りだと思います。

3年生の皆さん。

どうか、全てが終わる最後の瞬間まで、気持ちをしっかり使い切ってください。

心から、応援しています。