高校3年生は6月9日~22日の期間にクラスミサがありました。
A~D組は星野神父様、E~H組はデンニ神父様が司式してくださいました。コロナ禍で色々な行事が制限されていますが、クラスミサを行うことが出来て神様に感謝しています。
全クラスのミサに参加した私は『3年間あるいは6年間で信愛生としてずいぶん成長したな』と思い、胸がいっぱいになりました。入学当初はまず手を合わせて祈る姿勢から教えたので・・・・・それがミサの中でそれぞれ与えられた役割をしっかり果たして真剣に祈っていました。どのクラスも思い出に残る最高のクラスミサになったと思います。
クラスミサを行っているのは信愛四校の中でも和歌山信愛だけの取り組みです。ミサは、十字架の救いと復活を記念するもので、共に感謝をささげる、感謝の祭儀とも呼ばれています、それを皆でいっしょに協力して取り組むことに意義があると私は思います。
ミサの意向は、これからの一人ひとりの進路のために、又お互いに祈り合うことによってこれからも友情を深めるために捧げられました。
星野神父様はミサの中で読まれたマタイによる福音書6:25~34のみ言葉⇒『思い悩むな、何よりもまず神の国と神の義を求めなさい。その日の苦労は、その日だけで十分である』この意味は、「神様が私たちに与えられている計画は一人ひとり違っていてもちゃんと恵みを整えてくださっているので、明日のことを考えてイライラして気を取られるのではなく、今なすべきことをしっかり取り組みなさい。出来ないことがあっても人は成長していているのだから、今この時を大切にしなさい」と、デンニ神父様は「イエス・キリストの十字架上の死は無償の愛を表しているので、信愛を卒業して、苦しいことがあっても信愛で培った信じる心、愛する心、希望する心を強く持って歩んでください」と話してくださいました。
彼女たちの信愛での高校生活は、残すところ約9ヶ月となりました。これからが日頃の頑張りが問われます。他の人と比べる必要はありません!! 何を成すべきか、その時々を大切に精一杯生きていく。イエス様が仰った『明日のことまで思い悩むな。明日のことは明日自らが思い悩む。その日の苦労は、その日だけで十分である』を心に留め、この瞬間を大切にし、今を生きてください。