一昨日の日曜日は母の日でしたね。皆さんはお母さんに日頃の感謝を伝えることができましたか?母の日というとカーネーションを思い浮かべる人が多いと思いますが、なぜ母の日にはカーネーションを贈るのか知っていますか?知らなかったので、気になって調べてみました。
母の日の起源は1860年代のアメリカ国内で行われていた南北戦争まで遡るそうです。
当時、戦争で怪我をした兵士たちや衛生環境の悪さから病気になった人を看護するためにアン・ジャービスという1人の女性が立ち上がりました。彼女は「母の仕事の日」(Mother’s Work Day)というボランティア団体を結成し、地域の女性たちと一緒に、敵味方なく戦争で負傷した兵士の手当てをしたそうです。戦争後も医療補助活動や、南北の敵同士を結び付けるといったいろいろな平和活動に尽力し、1905年5月9日に亡くなりました。彼女の活動には多くの人が感銘を受け、アメリカの平和に大きく貢献したそうです。
そんな彼女にはアンナ・ジャービズという1人の娘がおり、娘のアンナは亡くなった母親の偉大な活動を後世に残そうと、母が生前に日曜学級を行っていた教会で記念会を開き、参列した人に白いカーネーションを配り、祭壇に捧げました。それが母の日にカーネーションを贈る起源だそうです。
普段はなかなか照れくさくて素直に「ありがとう」ということは難しい人もいるかもしれませんが、母の日には日頃のたくさんのありがとうの気持ちをめいいっぱい伝えたいものですよね。
起源を調べているとカーネーションの色にもいろんな意味があることがわかりました。興味のある人は是非調べてみてください!