昨年より在宅時間が増えライフスタイルが変わりました。
2020年の調査によると、コロナ禍で読書量が増えているようです。
「書物は脳に良い」と言われ、読書には癒し効果があります。
気晴らしをしたり、ネガティブ思考の連鎖を断ち切る手助けもしてくれる。
ストレスの多い今、その重要さが増しているのですね。
信愛図書室では学年末考査が終わると、新刊コーナーが一新されます。
また3月6日からは春の借り放題が始まります。
ハリー・ポッターの作者最新刊『イッカボッグ』、2021年本屋大賞ノミネート作品の
数々等が新刊書コーナーに並びますので楽しみにして下さいね!
では、新刊から本屋大賞ノミネート作の1冊をご紹介しましょう。
『お探し物は図書室まで』
お探し物は、本ですか?仕事ですか?人生ですか?
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。本の相談をすると司書さんはレファレンスを始めます。
不愛想なのに聞き上手で、相談者は誰にも言えなかった本音や願望を司書さんに話してしまいます。
司書さんは一風変わった選書をしてくれます。図鑑、絵本・・・本のリストを印刷した紙と一緒に渡されたのは羊毛フェルト。
「これはなんですか?」と相談者が訪ねると、司書さんはぶっきらぼうに答えます。「本の付録」と・・・。
自分が本当に「探している物」に気づき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
本屋大賞の発表は4月14日!ノミネート作を読みながら大賞予想をしてみては?