映画「えんとつ町のプペル」 尾崎陽

全校生徒のみなさん、こんばんは。

信愛エンタメ同好会の顧問の尾崎と申します。

今日、校内にたくさんの映画「えんとつ町のプペル」のポスター(下参照)を貼らせてもらいました。もうポスターを見て下さった方もいるかもしれません。

エンタメ同好会はこの、12月25日公開の映画「えんとつ町のプペル」を応援しています。 製作者は西野亮廣さんという吉本興業所属の「キングコング」というお笑い芸人さんです。私は、自身が大学生くらいからずっと彼らのラジオを聞いていて、ささやかながら応援させてもらっていました。

彼は、テレビで絶好調だった15年前の2005年に、テレビの仕事から軸足を抜いて絵本作家に転身することを決意します。もっと面白いエンタメをテレビではなく、絵本から作るという夢に向けて自分をドライブしたわけですね。そうしたら、みんな「逃げた」とか「落ちぶれた」とか言って、散々彼を馬鹿にしだしたわけです。一時期は日本中から大バッシングを浴びていて、嫌いな芸人ランキング上位に名を連ねていたこともあります。「えんとつ町のプペル」はそんな彼自身の苦難のストーリーでもあるんです。

えんとつ町は町中が煙に覆われていて空が見えません。だから人々は空を見上げることをあきらめているのです。そんな中、雲の上にある星の存在を信じる少年ルビッチと、ゴミから生まれたゴミ人間のお話、夢や希望が持てない中で挑戦することを選ぶ物語がこの「えんとつ町のプペル」です。

これって、今のコロナ禍の状況と非常に似通っていませんか?みなさんも今年は特にコロナによって、日常生活が大きく変わることを余儀なくされ、夢や希望を持ちづらく、挑戦がしにくくなっています。エンタメ同好会は、この映画を応援することを通じて、非常に青臭い表現になりますが「夢や希望を持つこと」と「挑戦すること」の大切さをみなさんに伝えたいと考えています。

このポスター、まだまだ残りがあります。明日から、下足箱付近に置いておきます。宣伝してくださる方、教室に掲示してくださる方、個人的に持って帰りたい方、どんどん自由に持って帰って下さい。

以上、エンタメ同好会からのお知らせでした!
それでは、明日からも上機嫌で素晴らしい1日をお過ごし下さい!!