本日、午前中に2学期末考査が終了しました。生徒の皆さんは、ホッとしている事でしょう。
担任のクラスで、「今回はケアレスミスを0にしよう」と話してきました。私自身もケアレスミスが多く、たくさん無駄に点数を失ってきました。
ケアレスミスの怖いところは、「このミスがなかったら2点プラスで80点だった」というように考えてしまう事だと思います。しかし、記録に残るのは、間違いなく「78点」です。もし大学入試や、資格試験の合格ラインが79点なら不合格です。まして、外部のテストでは、どの問題が間違っていたなど教えてもらえません。
このような思考の人は、またケアレスミスをしてしまう事が多いように思います。
誰もが、ミスがあると、「これからは、絶対にケアレスミスを無くそう」と心に誓うはずです。しかし思うだけでは解決出来ません。
解決を出来る人は、自分のミスの種類が、勘違いなのか、思い込みなのかの様に「分析」をして、自分のミスの特徴に対する「対策」を練り、それを「実践」していけるかどうかだと思います。
頭の中での整理だけではなく、この流れを書き出して、視覚でも確認すると良いと思います。
人間にノーミス100%は難しいかもしれません。しかし「本当は分かっていたから大丈夫。単なるうっかりミスだ」とは済まさず、少しめんどくさい作業を出来るかどうかが、大きな分かれ道だと思います。
高校3年生の皆さんは、このようなケアレスミスなどは、すでに克服して大学受験に挑んでいる事と思います。気温も下がってきましたが、体調崩さずに、自分を信じ、培ってきた力を発揮して欲しいと祈るばかりです。