休校期間中にやっていたこと 中谷良

 みなさん、こんにちは。社会科の中谷良です。
やっと学校が再開されましたね。最初のうちは学校生活に慣れていかないといけないので心身ともに大変だと思います。特に新入生の皆さんは右も左もわからない最初の一週間でしょう。わからないことがあれば、何でも質問しに来てください。全力でサポートします!

 話は変わりますが、休校期間中に私はよく散歩をしていました。ただの散歩だと楽しくないので、自分の居住地域を隅々まで歩いてみました。自分の家の近くでも今まで通ったことのない道が意外とたくさんあり、休校期間中の散歩はちょっとした冒険でした。また種々多様な家々も発見し、その建築様式や外観、または表札からその地域の歴史を推察でき、自分なりに大いに楽しんでいました。
 ついでに暇だったので、和歌山市の大昔の地図をウェブで検索したところ、現在の和歌山市の地形と500年ほど前の地形が全く違うこともわかりました。現在のように、紀ノ川が治水されていないので、自然の赴くままに流路が伸び、現在の和歌山市とは似て非なる地形だったのです。それゆえに、「〇〇島」と名前がついている地名(例えば、「北島」「福島」「狐島」「中ノ島」「松島」といった地名)は、四方を紀ノ川に囲まれた小さな島々でした。それぞれの地域の名前には意味があったのです。ウェブ上で発見した古地図なので信ぴょう性が高いわけではないので、新しくなった和歌山市民図書館に通ってしっかりとした文献を読んで調べてみたいと思っています!