中学1年生が新入生研修会をおこないました

本日、中学1年生が新入生研修会をおこないました。本来なら、4月に2泊3日のスケジュールで行うのですが、今年はコロナの影響で実施できませんでした。そのため本日、学校の体育館を使って実施しました。信愛の体育館には強力な換気装置がついており、それをフル稼働し、窓も全開にし、椅子と椅子の間隔をあけて座りました。

まずは生徒指導部の山野先生から、学校生活を送る上でのマナーやルールなどのお話していただきました。みんな一生懸命メモをとっていたので、写真は何枚も撮って、やっと1枚みんなの顔が上がっているものが撮れました。

 

 

 

 

 

山野先生のお話の最後に「しなやかで賢い女性」になってほしい、というお言葉がありました。しなやかであるというのは柔軟であるということ、賢いは「勉強ができる」ということではなくて、ものごとの背景を理解できるということ、というお話でした。自分とは違う個性を持つ人がいること、それが当たり前であるということをあたりまえに受け入れることが真の賢さである、というお話でした。これを難しい言葉では「多様性受容力」といいます。みなさんは信愛での生活で、この力を身につけていってください。

次に校長先生からは「信じる心、愛する心」をテーマにお話をしていただきました。

 

 

 

 

 

「信じるということは実はとても難しいことである」というお話を、校長先生ご自身の釜ヶ崎での体験を通じて教えていただきました。「誰も信じない」と言っていたおじさんが、人の愛に触れて、信じる心を持つようになったというお話でしたが、生徒のみんなにとっては想像もつかないような世界の話であったようで、少なからず衝撃をうけていたようです。

これらのお話をふまえて、感想を書いて提出することになっているのですが、みんなどんな内容のものを書いてくるのか、楽しみにしています。